一口に悟りと言いましても、低い悟りから高い悟りまで、全部で52の位があり、最高の悟りを仏覚といい、これより上が無いので無上覚とも言うんだそうです。
壁に向かって九年間座禅し続け、ついには手足が腐ってしまったと伝わる禅の開祖の達磨大師でさえ、52位の中の30段そこそこ。栄西や道元も修業した天台宗の開祖である天台大師智顗ですら、臨終に弟子からどれほど悟られましたかと聞かれ、9段目までであったと告白しています。生半可なことでは悟れそうにありませんね。
釈迦の次に仏覚(無上覚)の悟りに至れる者は、釈迦滅後五十六億七千万年後の弥勒菩薩だと経典に予言されているんだそう。