私は地方国立大学の医学部に在籍していました(4年次で中退)。
同期100人の中に、10浪で合格した人が実際にいました。
その人は地方国立の教育学部を2年次で中退後、医師を志し、工事現場で働きながら受験勉強を続け、30歳で医学部に合格しています。
私が合格した当時(平成期)は、5浪前後は決して珍しくありませんでした。現在とは受験環境や常識が異なる点は考慮すべきですが、年齢や浪数だけで「遅すぎる」と断じるのは、現実を見ていない議論だと思います。
10浪はさすがに少数派でしたが、その人は人柄もよく、学内でも特別扱いされるようなことはありませんでした。医学部では、入学時の経緯よりも、入学後にどう学び、どう振る舞うかの方がはるかに重要です。