前提として、ヤハウェの元々の性格は「嵐・天候の神」かつ「戦いの神」でした。
旧約聖書の古い詩篇や出エジプト記の古層部分でも、「嵐」「雷」「山から現れる」「軍勢を率いる」といったイメージで、「周辺のシリアの『嵐と戦いの神バアル』などと似たタイプの神だった」というのが割と一般的な見解です。
ようするに日本の八百万の神のようにいろいろいる神のうちの一人で、普通に次から次へと戦って倒して頂点に立ったと思われます。
もちろん最初から平和と慈悲という側面も持ち合わせていましたが、
バビロン捕囚あたりから勇ましさの部分が鳴りを潜めて「試練と解放の神」というイメージが強くなったと思われます。