それもあるけど、
やっぱり日本人の遺伝子に受け継がれている、
八百万の神には抗えなかったのだと思います。
キリスト教は一神教で、山も海も人も動物も、すべてヤハウェというひとりの神が創造したという考え方ですから、
山の神さま、海の神さま、風神さま雷神さま、トイレの神さま、
とかは御法度なわけです。
神社の鳥居をくぐるとき、一礼するのも、
ヤハウェ以外の神を認める行為だからNGなわけです。
一方仏教は、
八百万の神様と三千世界の仏様は一心同体なんですよ、
という曖昧的思考(神仏習合)で、日本人の心に入り込んだんです。
柔軟性のなさから争いを生み続けたキリスト教と、
ほとんど宗教戦争を生まなかった日本仏教との
歴然たる差がここにありますね。