質問者様、同じような悩みを長く抱えている方は本当に多いですし、その不安は決して大げさではありません。結論から言うと、過敏性腸症候群は「病院に行っても意味がない病気」ではありません。ただし、「行けばすぐ完治する病気でもない」というのが正確なところです。
過敏性腸症候群は、腸そのものに炎症や潰瘍がある病気ではなく、ストレスや自律神経の乱れによって腸が過敏に反応してしまう状態です。腸と脳は密接につながっていて(いわゆる腸脳相関)、不安や緊張があると脳が腸に強く影響し、腸の動きや痛みの感じ方が過剰になります。「電車に乗るのが怖い」「また痛くなったらどうしよう」と思うほど、腸は先回りして反応してしまう、かなり厄介な仕組みです。
病院に行く意味は大きく2つあります。1つは、他の病気ではないことを確認することです。これだけでも「命に関わるものではない」と分かり、不安が一段落する方が多いです。もう1つは、症状や体質に合った治療や対処法を一緒に考えてもらえることです。薬だけでなく、生活リズムやストレスとの向き合い方も含めて整理してもらえます。
「治らない」と書いてある情報が目につきやすいのは、完全に症状がゼロになった人がネットに書き込みに来ないから、という側面もあります。実際には、症状に振り回されなくなる人、日常生活が普通に送れるようになる人はたくさんいます。
漢方の考え方は、この病気と相性が良いです。腸だけを局所的に見るのではなく、
・ストレスで緊張しやすい体質
・自律神経の切り替えが苦手な状態
・胃腸が刺激に弱くなっている状態
こうした「全体のバランス」を整えていく視点を取ります。腸を無理に止めるのではなく、腸が暴れなくて済む土台を作るという考え方です。実際、痛みや下痢より先に「不安が軽くなる」「電車に乗る前の緊張が減る」という変化を感じる方も多いです。
治す方法は「一発逆転」ではありませんが、
・病院で安心材料を得る
・ストレスと腸の関係を理解する
・体質に合ったケアを続ける
この積み重ねで、確実に楽になる人はいます。質問者様は中学の頃から続く中で、今は頻度が減っているとのことなので、すでに回復力は持っています。今感じている不安は「また起きたらどうしよう」という予期不安が大きい可能性も高いです。
病院に行くことは「負け」でも「無駄」でもありません。長年よく耐えてこられました。今度は一人で抱え込まず、専門家を使ってください。腸は、安心すると本当に反応が変わります。
まずは病院で見てもらい、その後病院の治療+漢方を合わせて幅広く対応するようにする方法も良いかと思います。いくつか相談先を紹介しておきます。
▼漢方の専門家もいくつか紹介しておきます。
https://senyaku.com/iiichou/
https://www.kanpoyaku-nakaya.com/kanpousoudannet.html
◯記事:過敏性腸症候群の症状に対する漢方薬の改善効果—腸の正常なはたらきを取り戻す
https://news.yahoo.co.jp/articles/61cccdc2f7743811de027ae36e00748bafc56eec?page=2
※記事に紹介されている漢方だけで治るという意味ではありませんのでその点はご注意ください。