短期的には活発に見えるが、長期的な統計では極端な増加傾向とは言えないというのが観測データからの見方です。地震の発生には波があり、特定の期間に集中して発生することがよくあります。2025年から2026年にかけては、トカラ列島の群発地震や内陸のひずみ集中帯での活動が目立ったため、頻度が高く感じられます。 日本全体で見れば平均的な回数であっても、人口密集地に近い場所や内陸の浅い場所で発生すると震度が大きく出るため、体感的な頻度は跳ね上がります。
最近の活動には、それぞれ異なる地質学的な背景があります。2026年1月の島根県東部(M6.4)や、最近の長野県北部などの地震は、地下に蓄積されたひずみが限界に達して岩盤が割れることで起きています。 トカラ列島などで見られる活動は、プレートの動きに伴う地下水の移動などが関与していると考えられていますが、直接的に巨大地震に繋がるものとは限りません。
南海トラフ地震の前兆なのか?
最も気になる点かと思いますが、現在のところ直ちに南海トラフ地震に結びつく決定的な前兆は確認されていません。