カルデアス完成と第0異聞帯を貼り付けるは同一段階ではなく、時間構造が直線ではないというのが公式設定上いちばん整合的な理解です。
ご質問の混乱はかなり多くの人がハマっていて、前提の理解自体はかなり正確です。
まず前提の確認ですが、ここはほぼ合っていると思います。あなたが整理している内容は、概ね公式解釈とズレていません。
空想樹=異星の神(=カルデアス人格)が宇宙を固定するための杭
異星の神=カルデアスに宿った管理人格
マリスカルデアス=マリスビリーが人理保障+人類運営を目的に作った観測・管理装置
第0異聞帯=我々の世界だが、上書きされた結果として成立している異聞帯
マリスカルデアスを壊すと第0異聞帯も消える
ここまでは公式情報とほぼ一致しています。
次に問題の核心である聖杯戦争勝利の結果を貼り付けたということに関してです。ここが一番ややこしいポイントですが、カルデアスが完成していたから貼り付けたわけではありません。
重要なのはカルデアスは完成前の段階でも観点とシミュレーションは可能だったという点です。
そして、カルデアスは未完成でも未来を観測できる装置です。カルデアスは最初から、人理の観測、複数の未来可能性(if)を演算する機能を持っていました。つまりマリスビリーは、自分が聖杯戦争で勝利した世界線でその結果、人理保障装置が完成している未来を完成後の未来モデルとして先に観測していたということになります。
また、貼り付けたの正体は物理的コピーではないというここが誤解されやすいですが、異聞帯を貼り付けた=完成した世界を物理的に持ってきたわけではありません。
実際には、カルデアスが観測したマリスビリー勝利後の完成世界を因果的に現在へフィードバックしたという状態です。要するに、未来の完成状態を現在の設計図として流用したということです。
加えて、なぜ卵と鶏みたいに見えるのか?ということに関してですが、これは意図的です。
FGO終章で示された構造は、原因 → 結果ではなく結果 → 原因を確定させるループ構造になっています。マリスビリーは、完成したカルデアスが存在する未来を前提に、その未来へ必ず到達するよう現在を歪めました。だから、聖杯戦争に勝つ必要があった勝った結果をすでに起きたこととして扱ったという、二つが同時に成立しています。
最後に聖杯戦争に参加する意味はあったのかどう疑問に関してですが、これはあります。
なぜなら、観測された未来は確定ではないことと、実際に因果を成立させる必要があるからです。マリスビリーは勝利する未来を見ただけで、勝利したわけではないです。だから聖杯戦争に参加し、自分が勝つという因果を現実に固定する必要がありました。
この辺は明確な一文説明は作中に存在せず、
終章+特異点F+カルデアス設定を突き合わせた推論になります。間違えていたら申し訳ないです。