ルートにもよります。
そもそも、中国までどうやって行くか、です。
飛行機で輪行すれば早いですが、それだと「東京からロンドンまでママチャリで行った」とは言えないですよね。
一番早いのは、大阪・神戸から上海に向かうフェリーです。
これだと、東京から7~9日後には上海に着くでしょう。
(ただし、日中関係悪化のため現在休止中です)
一方、一番時間がかかるのは、福岡から対馬にフェリーで行き、さらに対馬から釜山へフェリー、韓国国内を走行し、仁川から中国の青島行きのフェリーに乗ります。
これだと、東京から青島まで約20日かかります。
石垣島から台湾行きのフェリーもありますが、那覇から石垣島までのフェリーが廃止されたので、このルートでは行けません。
そうすると、ユーラシア大陸でのスタートは上海または青島となります。
中国から先はルートによって大きく異なります。
早いのは青島から北京へ。黄河沿いを上流へ向かい、ウイグルへ。
ウイグルからキルギス、カザフスタン、ウズベキスタンへ。アラル海付近を通過して再びカザフスタンに入国。フォルトシェフチェンコからフェリーでバクーへ。
アゼルバイジャン→ジョージア→トルコ→イスタンブールからヨーロッパへ。
ブルガリア→セルビア→ハンガリー→チェコ→ドイツ→ベルギー→フランスのカレーから船でイギリスへ
というルートが最も起伏が少なく、治安の不安も少ないです。
また、ビザの心配もあまり要りません。
(ウイグルでは外国人の旅行に規制があるので、それに沿う必要がありますが、行くこと自体は問題ありません)
このルートだと距離的には約17000kmになります。
道路状況も悪くないので、1日平均50km程度と考えて、350~400日程度でロンドンまで行けます。
もう一つは北京からモンゴルに抜け、さらにロシアに抜け、ロシア国内をひたすら西進。ロシアからベラルーシやウクライナを通過するのは危険なため、ラトビアかエストニアからシェンゲン圏内に入国。リトアニア→ポーランド→ドイツ→オランダ→ベルギー→フランスのカレーからイギリスへ
というルートです。
モンゴル国内の道路状況が良くないことと、アルタイ山脈を越えるのがやや大変ですが、ロシアに入れば比較的道路状況は良く、走りやすいです。
ただ、季節を考えないと、冬のロシアを自転車で走行するのはまず不可能です。
距離は約15000km、300~350日でロンドンまで行けると思います。
あとは、ベトナムからミャンマー、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラクを通ってトルコに抜けるルートです。
起伏が一番多く、道路状況も良くありません。
また、国境でのビザの取得も簡単にはいきません。
入国手前で数日足止めと言うこともあります。
また、夏は非常に暑くなる地域です。
もちろん、治安も良くありません。
外務省の危険レベル4の地域を通過するので、何か起きても全て自己責任です。
距離は20000km、約450~550日でロンドンまで行けると思います。