主人公は大阪の醤油屋の手代(店員)徳兵衛。
恋人は遊女のお初です。
徳兵衛は本当はお初と真剣に将来を考えているのに、店の事情で別の縁談を押しつけられそうになります。
さらに徳兵衛は友人にだまされて大金を失い、店からも疑われて追い詰められていきます。
世間にも店にも居場所がなくなり、徳兵衛とお初は「もうこの世では結ばれないなら、せめて来世で」と覚悟を決めます。
ふたりは夜の曽根崎の森へと向かい、そこで心中して物語は終わります。
『曽根崎心中』は、近松門左衛門の人形浄瑠璃で上演された実際に起きた心中事件をもとにした物語です。