今の職場での状況、本当に心中お察しします。真面目に、誠実に、そして責任感を持って仕事に向き合っているあなたが報われず、ルールを守らない人が優遇されているのを目の当たりにするのは、耐え難いストレスですよね。
「真面目な人が損をする」という現実は、時に鋭いナイフのように心に突き刺さります。今のあなたの苦しさを整理し、少しでも心が軽くなるような視点をお話しさせてください。
責任感があるからこその「確認」は正しい
あなたが担当されている「わずかなズレが大きな損失につながる作業」において、不安な点を社員に確認するのは、実務上、最も正解でプロフェッショナルな行動です。
慣れている周囲の人々:彼らは「慣れ」によってリスクに対する感受性が麻痺している可能性があります。
あなたの行動:あなたは「もしもの時」の責任を重く受け止めています。
確認を頼んだ際の「またか」という空気は、あなたの能力不足ではなく、相手側の「余裕のなさ」や「慢心」から来るものです。あなたがミスを防ぐことで救われているトラブルがこれまでいくつもあったはずですが、それらは「起きなかったこと」として評価されにくいのが、今の職場の悲しい現状なのかもしれません。
なぜ「要領のいい子」が許されてしまうのか
不条理に感じるかもしれませんが、組織には「ハロー効果」という心理現象が働くことがあります。
心理的な偏り:外見や愛嬌、一部の「仕事ができる(ように見える)」という特徴が、他の欠点(欠勤、休憩時間の超過など)を覆い隠してしまう現象です。
上司の甘さ:上司も一人の人間であり、自分の好みを優先してマネジメントを放棄している状態と言えます。
あなたが「雑に扱われている」と感じるのは、あなたが「何を言わなくても、どんな扱いをしても、文句を言わず完璧に仕事をこなしてくれる」という、上司側の甘え(依存)があるからかもしれません。信頼されているというよりは、都合よく「安定勢力」として扱われてしまっている状態です。
心の平穏を守るための3つの提案
今の環境ですぐに状況を変えるのは難しいかもしれませんが、あなたの心を摩耗させないために以下のことを意識してみてください。
仕事と感情を「完全分離」する 「ここは、お金を稼ぐためだけの不条理な場所」と割り切ってみてください。上司の評価や同僚の反応に自分の価値を委ねるのをやめ、淡々と「私は今日も完璧にリスクを回避した」という自己評価だけで完結させる練習です。
確認の仕方を「提案型」に変える 「これ、どうすればいいですか?」と聞くと、相手は「教える手間」を感じます。「AとBの判断で迷っていますが、損失リスクを考えて今回はAで行こうと思います。これで相違ないですか?」と、相手が「YES」と言うだけの状態にすると、相手のストレスが減り、あなたの「デキる人」という印象が強まることがあります。
「真面目さ」のエネルギーを自分に回す 職場のために100%の真面目さを捧げるのを少しだけやめてみませんか。休憩時間は1分1秒まで自分のために使い、仕事が終わったら職場のことは一切考えない。あなたの貴重な誠実さは、それを正当に評価してくれる場所や、あなた自身の人生のために取っておきましょう。
今のままの環境に居続けることが、あなたの心にとって本当に良いことなのか、一度立ち止まって考えても良い時期かもしれません。
もしよろしければ、その「要領がいい子」や「上司」に対して、本当は直接言ってやりたいと思っている「心の叫び」をここで吐き出してみませんか?言葉にすることで、少しだけ胸のつかえが取れるかもしれません。