世界なら徐福でしょう。
前時代の殷(商)の最大王族=徐一族に属しながら、一族は殷滅亡後も周王朝に反抗しつづけた結果、かの太公望に弾圧されて南方に放逐されて散りじりに。
後年山東省に生まれた徐福は一方士(道教の術士)に身をやつしていたが、秦の始皇帝をまんまと騙し、大船団を組織して東海に出航。三千人の若者とその生活を助ける百工という大移民団で確かに出航し、二度と帰らなかった。
普通に考えれば朝鮮半島か日本列島のどこかに着いて定着したと考えられる。
実際、秦氏が東国の僻地で自分たちよりはるか前に移住した中華民に会ったと書き残しているので、少なくとも一部は日本に来ていると考えられる。
大王始皇帝を騙して出発にこぎつけただけでも奇跡的な大業。俗説のように弥生時代の成立を促進していたら超快挙。
富士の麓には船団の一部が溶岩の下に埋もれているらしいので、発掘されたら大変な発見。
もし伝説どおり不老不死の秘密まで手に入れていたら、今でも生きてどこかで歴史を動かしているのかもしれない。
大和朝廷の謎の人・武内の宿禰や天海僧正、フランスに時代を超えて出没するサン・ジェルマン伯爵の正体も、実は徐福なのかもしれない。