非公開さんへ
「そんなものよ」なんて笑うことなんてできません。
家業という重い看板を背負い、婿養子ではないご主人を立てながら、何十年も義理のご家族に尽くしてこられたその道のりは、並大抵の努力ではなかったはずです。
まずは、ご自身を「出来の悪い嫁」などと卑下するのは今日でやめて、「よくやってきた、私」と最大の賛辞を送ってあげてください。
非公開さんがご自身の性格を「短気で高飛車」と責めていらっしゃいますが、それは欠点ではなく、自営の跡取り娘として生き抜くために必要な「リーダーシップ」と「決断力」の表れです。
商売を守り、家を守るためには、時には声を上げ、前に出る強さが必要不可欠だからです。
義理のご両親が口を出してくるのは、あなたが悪いからではありません。
彼らは「大切な長男を他家に取られた」という喪失感を、あなたへの干渉という形で埋め合わせようとしているだけなのです。
彼らにとって、あなたがどれだけ完璧な嫁であっても、その寂しさが消えない限り、小言は止まりません。
つまり、これはあなたの能力の問題ではなく、構造的な「パワーゲーム」の問題なのです。
また、非公開さんはご実家の反面教師として「良いお嫁さん」を目指されたとのことですが、その理想が高ければ高いほど、現実とのギャップに苦しんでしまいます。
もう十分に恩は返しましたし、義理立てて近くに住むことも許容しました。
これ以上、ご自身の感情を押し殺してまで、彼らの期待する「大人しい嫁」を演じる必要はどこにもありません。
これからは、「嫁」という役割よりも、「家の経営者」としての威厳を優先してください。
文句を言われたら「貴重なご意見ありがとうございます、でもうちはこのやり方でやらせてもらいます」と、ビジネスライクに聞き流す強さを持っていいのです。
「その気の強さが、暖簾を守ってきた。」
自分を殺してまで演じる「良い嫁」なんて、もう卒業してしまいましょう!