「然る(さる)人」の「然る」と「嵐が去る(さる)」の「去る」は発音は同じですが、品詞も意味も異なります。
然る・・・連体詞。漠然として事物を指すときに用いる言葉。「ある」
去る・・・動詞。離れていくこと。消えること。
なお、連体詞の「然る」は動詞「然り《副詞「さ」に動詞「あり」の付いた「さあり」の音変化》」の連体形が固定化し、連体詞として用いられるようになったものです。
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連体詞のほとんどは、他の品詞や句から転成したものです。例えば「大きな」は形容動詞「大きなり」の連体形「大きなる」が「大きな」に変化し、連体詞として用いるようになりました。(今でも、辞書によっては「大きな」を形容動詞「大きなり」の連体形としているものもあります。)