会計期間が4月1日から3月31日までで12月の支払時に支払額で保険料勘定の借方に記入する処理を行っているなら考え方は次のようになるでしょう。
●期首:再振替
当期4月から11月までの8ヶ月間に対応する金額(前払保険料勘定の期首残高)を保険料勘定の借方に振り替える。
保険料 8ヶ月分 / 前払保険料 8ヶ月分
●期中:12月の支払い
1年(=12ヶ月)分の支払額で保険料勘定の借方に記入
保険料 12ヶ月分 / 現金など 12ヶ月分
●期末:決算
【決算整理】
次期4月から11月までの8ヶ月間に対応する金額を前払保険料勘定に振り替える。
前払保険料 8ヶ月分 / 保険料 8ヶ月分
ここまでで保険料勘定の借方には8ヶ月と12ヶ月の合計20ヶ月分が記入され、貸方には8ヶ月分が記入されているので保険料勘定の決算整理後残高は12ヶ月分の金額(前期支払額に含まれる当期4月から11月までの8ヶ月分と当期支払額に含まれる当期12月から3月までの4ヶ月分の合計)になります。
【決算振替(損益振替)】
損益 12ヶ月分 / 保険料 12ヶ月分
結果的には12ヶ月分の金額が当期の費用として計上されることになります。
もちろん保険料額の引き上げ等が行われている場合はそれらを考慮して金額の計算を行っていく必要があります。