長期の慢性膵炎患者です。急性症状も含めて長年に様々な病状を経験し複数の専門医にかかった経験、自己勉強などを含めた中から回答します。
ただ医師ではありませんのでご了承ください。
書かれている内容だけでは解りきらない部分が多いのですが、先の病院でCT画像も撮って急性膵炎の診断で入院ということで、何日位の入院であったか、どのような治療であったかが書かれていないので解らないのですが。
まず最初に申し上げるのは膵臓は最も難解な臓器であり、的確な診断ができる医師も少数であるのは事実です。消化器内科分野ですが一般の消化器内科医では的確な診断ができないことも残念ながら多々です。
また膵臓学会所属の膵臓専門医はごく少数であるのが現状です。
しかしながら通常、急性膵炎の場合は比較的に診断がしやすく、慢性膵炎初期などと異なりCT画像でかなり診断がつきます。膵臓周囲に活性化膵液による浸潤などが現れるからです。CT画像で言えば膵臓周囲がもやっと写ったりします。先の病院は医師が高齢、設備も不十分とのことで、あまり信頼感を持っておられないと思われますがCTは受けておられ、CTは普通は放射線科の医師が画像診断を行い、それから担当医に廻りますので担当の医師はCT画像を根拠に診断をしたと思うのですが。
CTは単純CTでしょうか、それとも造影剤を使った造影撮影をされたのでしょうか、これによっても正確性がことなってはくるのですが。
しかしながらここで不可思議なのがCT画像で先の病院では急性膵炎との診断なのに後の病院ではとても急性膵炎とは思えない、他の医師の見解も聞くが・・との間逆の診断が出たことです。
あくまで単に仮定での可能性をひとつ申しますと、急性膵炎ではなく実はうしろに慢性膵炎が隠れており、一時的に急性像悪的症状が現れた場合はCTでもはっきりしません。MRIでも同じで血液検査はあまりあてになりません。ですがこの場合では先の病院でもあっさりと急性膵炎との診断は困難であり、何を根拠に先の病院が急性膵炎と診断されたのかが疑問になります。
膵炎は検査データでも解り難い病態のケースがあるので最も重要になるのが自覚症状ですが、先の病院に行かれた時の自覚症状、また後の病院で快癒さ
れたとの診断後、現状の自覚症状はいかがでしょうか。
このように正反対の診断になると患者としては訳が解らなくなりますよね。
また不安にもなりますし。
ひとつのアドバイスとしては、また紹介状が必要になりますが大学病院レベルの高度医療機関で「肝胆膵」の内科がある施設で専門医にかかってEUS(内視鏡超音波検査)を受けられることです。できれば肝胆膵の中でも膵臓専門医が望ましいのですが。過去にはこの検査がまだなくて膵炎の診断が困難な場合が多々でしたが、この検査が現れてから今まで診断が困難であった症例も診断が可能になってきました。これは通常のエコー検査とまったく違いまして医カメラの先端にエコー装置がついたようなもので胃壁、十二指腸から直近にて膵臓の組織的エコー画像が得られるので正確なデータが取れます。近年は段々と普及が広がっており高度医療機関であれば検査できる施設が増えています。
現状では正反対の診断を受けておられますので、高度専門的なサードオピニオンにかかられるのが懸命に思われます。精神的にもご不安だと思いますので。
私は過去は膵臓についての相談を多く受けておりましたが個人リクエストができなくなってから最近は知恵袋にほとんど来ていなかったのですが、たまたま偶然にこちらのご質問を拝見しました。
また他にご質問があれば追記いただければ解る限りは回答いたします。
先の診断がヤブ医者の単なる誤診であったならば安心ですがね。
ご参考にされてください。