「十」の読みは、旧仮名遣いで書けば「ジフ」です。
もともと中国から漢字が伝わった頃の音は「zip」で
末尾の「p」子音を「フ」で表しました。
「ジフ」はなまって「ジュウ」になりましたが
あとに子音はじまりの語が続くときは「zip」がまだ生きていて
「ジッ」という読みになることが多いです。
「納」(ナフ)が「ノウ」のほかに「納得」「納豆」などで「ナッ」の読みになったり、
「合」(ガフ)が「ゴウ」のほかに「合併」「合唱」などで「ガッ」の読みになったり.
「執」(シフ)に「シュウ」「シッ」の二つの読みがあったりするのも同じような経緯です。
(「執」の場合は「シッ」が一人歩きして、「執事」のときの「シツ」という慣用音もあります)