戦後、アメリカとの貿易で大幅に黒字となり 米ドルを獲得していたのは、日本だけではなく、フランス、西ドイツ、スイス、イタリアなど、先進国全体です。
さらにベトナム戦争の戦費増大や 米国内での福祉支出などアメリカ財政が危機になり、ニクソン大統領が1972年に、世界に向けて自由貿易を一時停止し 「金と米ドルの交換停止」を宣言しました。
これで 1ドル360円という日本に有利な固定相場制は終焉します
翌年 IMFが、10%程度、円を切り上げての固定相場制(スミソニアン協定)を施行しますが、市場の混乱は泊まらず、73年から変動相場制に移行しました。(220円~300円)
しかし、原油が急騰するなどアメリカ経済(貿易と財政)の赤字体質は治まらず、86年にプラザ合意で さらなる円レートの切り上げと 多額の公共投資支出、門戸の全面開放など 日米構造協議が行われました。