「狛太刀(こまたち)」という名称は、これらの刀剣が朝鮮半島から伝来したと考えられていることに由来します。「狛」は古代日本において朝鮮半島の高句麗(こうくり)を指す言葉として使われており、転じて朝鮮半島や大陸からもたらされたものを意味するようになりました。古墳時代中期・後期には、朝鮮半島との交流が盛んで、優れた鉄製武器や馬具などが渡来しました。これらの刀剣は、朝鮮半島の製作技術の影響を受けているか、あるいは半島から直接もたらされたものと考えられたため、「狛太刀」と呼ばれるようになったとされています。