間違ってませんね。もし勝っていたら大日本帝国憲法下のままであり国民は天皇の奴隷である臣民であり、天皇のために天皇の軍である皇軍兵士として命を捧げて靖国神社に祀られるのが帝国臣民として最高の栄誉とされました。天皇の批判などしたら不敬罪だと即刻逮捕され、取り調べの拷問など日常茶飯事でロクな証拠なくても刑務所に服役しなければならないのです。
戦前の天皇は国家神道の現人神であり憲法下でも主権者として祭政一致の途方もない絶対権力者でした。だから国家の意志決定にはいつも重大な決定を自ら下しています。田中義一首相の張作霖爆殺についての矛盾した説明に怒った天皇は「オマエは辞めろ」と怒鳴りつけ実質首相をクビにし、226事件の強力なリーダーシップによる収束、近衛文麿が首相辞任後の後継首相に対米開戦反対していた東久邇宮にと懇願していたのに対米開戦にやる気満々だった東条英機を首相にしたり、対米開戦決定まで東条や軍幹部が天皇に何回も奏上したのも天皇の意志がなければ何も決まらないからであり、これほど国の重大な意思決定に最も関与していながら自分の決めたことを国務大臣の輔弼で決めたことにできる憲法上責任取らなくてもいい仕組みにしていて立憲君主の体裁を取った絶対君主だったのです。その絶対性の名残は現在続いていて日本国憲法上は皇位の継承は皇室典範の規定によると憲法に明記しているのに一方的に退位表明して国権の最高機関と明記されている国会はロクな議論もせずに特別法制定して生前退位したように天皇というのは憲法さえ越えられる絶対君主なのは現在も変わらないのです。