日本各地の日本家屋には、気候や風土に応じた特徴があります。
・北海道・東北地方:積雪に対応した急勾配の屋根、厚い壁、二重窓などの断熱構造が特徴です。曲がり家(L字型の母屋と馬屋が一体化)も見られます。
・関東地方:江戸時代の町家文化の影響を受け、間口が狭く奥行きが深い「うなぎの寝床」型の町家が発達しました。
・中部地方:合掌造り(白川郷・五箇山)が有名で、急勾配の茅葺き屋根が特徴です。豪雪地帯に適した構造となっています。
・近畿地方:京町家に代表される伝統的な町家建築が特徴で、格子戸、坪庭、通り庭などの要素があります。
・中国・四国地方:瀬戸内海沿岸では風通しを重視した開放的な造り、山間部では防風・防寒を考慮した構造が見られます。
・九州・沖縄地方:台風対策として低い屋根、石垣で囲まれた敷地が特徴です。沖縄では赤瓦屋根、シーサー、高床式などの独特な様式があります。