いくつかの理由が考えられます。
1.抽象的な賛成が多い
「改正するべき」「改正した方が良い」という声は確かに多いのですが
どのように改正すべきかなどの具体案がまとまっていないことが多いため
議論が進まない場合が多いです。
2.改正手続きのハードルが高すぎる
衆参で2/3以上の賛成、国民投票で過半数の賛成という、
世界的に見ても類を見ない改正へのハードルの高さがあります。
これは「改正派が多い」レベルではなく「大多数の人が賛成する」
というレベルでないとこのハードルを越えることはできません
3.政治的コストの高さ
憲法改正は政権にとって
・失敗したら致命傷となるダメージを負う
・国民投票は国際情勢など予測不能の要素が多く、結果が読めない
・争点化すると支持率が下がる
などのリスクが大きいため、「やりたいが、やると危険」という
ジレンマに陥ってしまいます
これらを考えると、憲法を現状のまま維持しているのは積極的に賛成しているわけではなく、
改正のためのハードルとリスクが高いので、
止む無く現状維持を選択している状況だということがわかります。