◎仮定法は実際には起こり得ないことを表現すると思う➡その認識には、もっと幅を持たせた方がいいと思います。仮定法の使用範囲は、もっと広いです。そういう場合もあるでしょうし、「起こり得ることで、まだ起こっていないこと」にも、いくらでも用いると思いますよ。
A : Do you mind if I smoke here?
B : I wish you didn't.「吸わないでいただけた(としたら)ら(いい)と思います」
It is about time SV(仮定法過去).も上記の例と同じで、「起こり得ることで、まだ起こっていないこと」に用いると思います。amebaブログ内の『分詞構文は動名詞だった!』(484 blogs、無料で配列は高校の学習順)より、説明をお送りしてみます。参考になれば幸いです。
問:【It's about time you (go/went) to bed.という問題で、答がwentになるのは、なぜですか?】
答:仮定法過去を学習されたでしょうか。例えば、You ❝had❞ better give young peopleニ a chanceヲ.「あなたは若い人に機会を与え❝た❞方がいいよ」という「仮定法の過去」を含む表現があります。この過去は「現実の過去」ではなく「もし~したとしたら」という架空のことを表す仮の過去、an unreal storyのことになります。
この文の[仮定法の過去]とは、現実の時間においては、まだ若い人に機会を与えたわけではありませんが、「与え❝た❞とし❝た❞らいい頃だ」という仮定を表しています。いわば「仮の過去、架空の過去」となります。
お尋ねの文の場合も、It is about time (that) S+仮の過去.で「主語はそろそろ~し❝た❞方がいい頃だ」という構文です。よって、仮の過去のwentが答えとなります。
何十年かさかのぼりますと、日本のお年寄りたちは、「さあ、あんたら、もう寝❝た❞、寝❝た❞!」とよく言ったものです。工事の人なら、「お前たち、さあ、どい❝た❞、どい❝た❞!」とよく言ったものです。「どい❝た❞とし❝た❞ら、いいのだがなあ」という架空の出来事を表しています。
現実の時間においては、まだ「どいた」わけではいないのです。このような仮の過去を「仮定法の過去」と言います。この点においては、日本語と英語は関連がある、と私は考えています。お尋ねの表現を〚さあ、寝❝た❞、寝❝た❞!の仮の過去〛と覚えてはいかがでしょうか。以上、ご参考に。お疲れ様。