大谷は「全く守備に就かない」という点で村上以下の評価だと思うが、それを問題視させないのが二刀流という特異なポジションなのだろう。
ポスティング移籍した村上の契約が2年1700万ドルに抑えられたのは、未知数の部分を2年のお試し価格で見極め、FA時に価格が変動するスタイルなのではと予想する。
日本人バブルの中で5年9000万ドルに膨張し、コストに見合った成績を残せなかった吉田の教訓も含まれているはずで、至ってまともな原理だ。
ちなみに、通常なら守備能力の低い選手の評価は低く、チームにおいて極めて使い勝手が悪い。
MLBで年間1500イニングの守備をこなすのは極めてタフで、体力以上にハイパーな身体能力を求められるが、日本人選手はこの部分で大きな後れを取っている。
ハイパーな身体能力を持っているはずの大谷さえ、二刀流のために一切の守備を回避し、MLB在籍8年で守備機会ゼロは極めて特異なことだ。
その異常なプレイスタイルが正当化されているのは、日本人がもたらす巨大な外貨と広告マネーゆえの帰結と言ってよい。
追記
大谷は守備の拘束時間と身体的リスクを全てゼロ化し、その時間を高負荷トレと超回復のサイクルに充てることでパワーアップしている。
大谷にとっては週に一度あるかないかの投球よりも、野手として当たり前の守備をこなす方が負担が高く、ゆえに守備の負担を求められたら、投手をやらなくても打撃スタッツは低下するだろう。