こんにちは
はい、お墓には幽霊がいます。
小泉八雲の怪談「飴を買う女」には、亡くなった母親の幽霊が夜な夜な水あめを買いに来る話が描かれています。
店主が不思議に思って後をつけると、母親は墓地へ向かい、墓の中には生きた赤ん坊がいて、母親はその子に水あめを与えていたのです。
母はすでに亡くなっていましたが、幽霊となってなお子を守り続けていたという、切なくも美しい物語です。
この話は、お墓に幽霊が「いるかどうか」という問いに対して、静かに「いる」と語りかけてくるように感じます。
幽霊は怖い存在ではなく、時に深い愛情や未練の象徴として現れることもあるのです。
お墓には、そうした思いを宿した幽霊がいても不思議ではありませんね。