キリスト教、7年間の患難時代この動画の説明は正しいですか?信仰が浅いのでわかりません。https://youtu.be/ikaoIsvLZfE?si=c3KxY0tyk7WzRDKd

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1011185

2026-01-19 12:10

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懐かしいですね。このSOSTVは異端として認識されています。

以下に誤っている点を指摘します。



1.今日、ほとんどの教会は、反キリストを、最後の時代に出現し、3年半の間神様を冒涜し、クリスチャンを迫害する独裁者と考えています。 この空想小説のような理論は、反キリストの正体が、教皇権であるという事実を隠すために、イエズス会を通して、様々な神学的努力の末に、成し遂げた結果であることを、この前の時間に確認しました。



まず、患難時代を7年であると主張し、三年半と三年半と区別したのはイエズス会ではありません。イエズス会では三年半のみを語っていました。

患難時代を7年と最初に提唱したのはネルソン・ダービー(1800–1882)という方です。ダービーはディスペンセーション主義という神学体系化した方です。ディスペンセーション主義は日本では諸集会、英語圏ではプリマス・ブラザレンと呼ばれるグループで教えられたことです。





2.未来主義の聖書解釈:7年間の大艱難と秘密携挙思想



どういった意味合いで、7年間の大艱難と秘密携挙思想という言葉を使っているのか、私は前の動画を見てはいません。

ただ、「携挙」はダービーが始めに提唱したものです。また、7年間の艱難時代が文字通り(事実として)起こると教えたのもダービーです。



確かにリベラは未来主義の聖書解釈を提唱しましたが、これはカトリック教会内限定であり、プロテスタント諸派には影響を及ぼしてはいません。







3.8章と9章の幻



なんというか、理解し辛い上にややこしい読み方をしているなぁと感じます。

8章の幻(2300日のこと)は、メディア・ペルシャ・ギリシャで起こることを預言したものです。詳細は省きますが、8:9の小さな角はアンティオコス4世(前2世紀)と考えられています。

アンティオコス4世はBC168/167年に神殿を冒涜し、マカバイ戦争が始まりました。マカバイ戦争の勝利はBC165/164年で神殿の清めが行われ、これがユダヤ教のハヌカに繋がっています。

ユダヤ歴は西洋が使う歴とは異なりますが、神殿が冒涜されてから、回復さらえるまでが約2300日(6年4か月)になっています。



9章の幻は、その通りに読みます。

70週が定められている(ハタク)ですが、このハタクが取るべき解釈は①の決定するです。②の切り取るといった側面も捨ててはいません。

どこに区切りを入れるのかはその後の文章がそのまま教えています。つまり、25節:君主が来るまで7週、62週、後の1週、です。



期間を切り取るためには、当然その期間よりも長い期間がなればなりません、と語っていますが、聖書はそのことを語っていません。つまり、読み側が当然「長い期間が」ないといけないと主観を落とし込んでいるのです。





4.70週年の始まり



動画ではエルサレムと神殿を建て直すときに出された命令を4回出されたと語っています。

この起源がいつかは、議論されていたものです。現在では概ね一つの年数で合意しています。

それが、ネヘミヤ記2章のアルタクセルクセス王による命令(BC 445またはBC 444)です。

少数ではBC455年をあげる人はまだいますが、BC457年をあげる人はほとんどいません。



問題となったのは歴の計算の仕方です。多くの人は365日で計算しますが、ユダヤ歴は360日になっています。つまり、正しく日数計算をするのであれば、ユダヤ歴を使わなければ間違えます。



計算を見る前に、まず終点を押さえておく必要があります。終点は、イエスの十字架です。

62週の後、油注がれた者は立たれ、とあることから次の図式になります。



7週+62週 = 69週(483年)

(何故483年になるのかというと、70×70=490年。ここから7年の日数を引いたら483年です)

預言年数:483年 × 360日 = 173,880日



この日数を、太陽暦に換算:173,880日 ÷ 365.25日 ≈ 476年 + 約24日



BC445年から476年進むと、BC445 + 476年 = AD32年になります。

ダニエルの預言通り、483年目の AD32年にメシアは62週の後、油注がれた者は立たれました。



この1週をエルサレム崩壊(AD70)で終わったとするかどうかが分かれ道です。

カトリック教会を含めた伝統的な聖書解釈は、1週をエルサレム神殿が破壊された時に終わったと考えます。

ディスペンセーション主義は将来において、7年間の患難時代があると考えます。

何故なら、黙示録で7年の患難時代に関する預言が残っているからです。



「そこで、獣は口を開いて神を冒瀆し、神の名と神の幕屋、天に住む者たちを冒瀆した」(ヨハネの黙示録 13:6)



黙示録と対応するのが以下の聖句です。



「彼は一週の間、多くの者と同盟を固め 半週でいけにえと献げ物を廃止する。 憎むべきものの翼の上に荒廃をもたらすものが座す。そしてついに、定められた破滅が荒廃の上に注がれる」(ダニエル書 9:27)



つまり、「彼」をイエスとするならば、公生涯において多くの者と同盟を結ぶ必要があります。しかし、イエスは誰とも契約を結んでいません。また続く聖句では、憎むべき荒らす者が座すと書かれており、これはイエスが公生涯で警告した聖句と対応しています。



「預言者ダニエルの言った憎むべき破壊者が、聖なる場所に立つのを見たら――読者は悟れ――」(マタイによる福音書 24:15)



「それから、わたしは杖のような物差しを与えられて、こう告げられた。「立って神の神殿と祭壇とを測り、また、そこで礼拝している者たちを数えよ」(ヨハネの黙示録 11:1)と続く聖句で二人の証人が登場し、神殿で語っていることを見るでしょう。 つまり、将来においては神殿は再建されているのです。



ディスペンセーション主義はこうした聖句などから、7年の患難時代があると考えています。





この動画の説明は正しいですか?については、事実と事実ではないことを組み合わせて語っていると言えます。

例え、携挙説が出たとしても、プロテスタント諸派は教皇権=反キリストである図式を変えたことはありません。

ディスペンセーション主義も同じです。



もし、患難時代に関しての解説サイトを探しているのなら、

熊本めぐみキリスト教会のYouTube動画がおすすめです。

彼は古典的ディスペンセーション主義から聖書を教えています。



もし、患難時代の種類について解説しているサイトが知りたいなら、noteのEliの本棚がやってます。このサイトは三位一体論やキリスト論、異端についても書いているのでおすすめです。

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