獅子は、仏教美術や中国・朝鮮半島経由の知識で知られていた存在でしたが、半ば空想上の聖獣のような意識でした。
一般にも広く知られていて正月に行う縁起物の獅子舞(頭をかじられると一年を健康で幸せに過ごせる)もそうですし、神社にある狛犬は2匹1組で両方とも狛犬と思われていますが、実は口を閉じた方は狛犬ですが、口を開けた方は獅子なのです。
虎も仏教美術や中国・朝鮮半島経由の知識で知られていますが、獅子よりも更にメジャーな存在でした。
虎は龍虎といって龍のライバル的存在として日本画にもよく登場しますし、実際に虎の毛皮が輸入されたり、朝鮮出兵時の加藤清正の虎退治は講談や歌舞伎の演目として定番でした。干支の十二支の中にも虎は入っていますね。