そうですね、劇中若山富三郎演じる親分の説明がありました。
彼はB29による空爆で3日間防空壕で過ごし、出ると街が消えていたと。彼は燃えるところは見ていないわけです。街が燃やし尽くされた末に大量に舞った塵が上空の水分を吸って黒い雨として降り注いだ。炎ではなく黒い雨の方が印象に残った。
つまりこの黒い雨は原爆とは関係無い。
彼にとって黒い雨は敗戦後のアメリカの価値観の押し付けの象徴にもなり、仁義を重んじず金の事ばかりの、松田優作演じる佐藤のような人間が生まれる元にもなったと言う。いわば佐藤が\u0026quot;ブラック・レイン\u0026quot;だと言ってもいい。
ただ、そう言うにはアメリカ側の加害を認めなければいけない。だからマイケル・ダグラスは佐藤に対して「このブラック・レインめ」とか言わない。
戦争とかの歴史について知ろうとしない人も同じですね。