はい、日本では宗教一揆は施政者に向けてが多かったとはいえ、宗派違いでも争いはありました。
戦国時代の宗教一揆とは、主に一向宗(浄土真宗)の門徒たちが、信仰を基盤に守護大名などの権力に抵抗して起こした武装蜂起で、特に加賀一向一揆(約100年間の自治)、三河一向一揆(家康を苦しめた)、越前・長島一向一揆(織田信長が鎮圧)などが有名です。これらは「信は力」を体現し、自治や社会正義を求めた民衆の強大な力を示しましたが、やがて信長らによって鎮圧され、戦国大名の天下統一事業の一環として解体されました。
主な宗教一揆の種類と特徴
一向一揆(いっこういっき):
主体: 一向宗(浄土真宗)の僧侶や門徒(農民、土豪、武士など)。
背景: 蓮如上人の教えによる門徒の結束と、守護大名への反発、自治の理想。
有名事例:
加賀一向一揆: 守護大名を滅ぼし、約100年間の「百姓の持ちたる国」を実現したが、信長に滅ぼされる。
三河一向一揆: 徳川家康の家臣団を巻き込み、家康の三大危機の一つとなるも、最終的に和睦と裏切りで鎮圧。
越前・長島一向一揆: 信長が武力で鎮圧した大規模な抵抗。
法華一揆(ほっけいっき):
主体: 法華宗(日蓮宗系)の信徒。
背景: 同宗派内での対立(天文法華の乱など)や、他宗派(一向宗など)との抗争。
特徴: 京都などで激しい宗教間抗争を展開。