「Self-Defense Forces」が自衛隊の英訳です。
陸上自衛隊は「Ground Self-Defense Force」
海上自衛隊は「Maritime Self-Defense Force」
航空自衛隊は「Air Self-Defense Force」
「Defense Force」を直訳すると、一般的には「防衛軍」となりますので、日本は海外に向けては「自己防衛軍」を保有していると公表しているわけです。
自衛隊が軍隊ではない、というのは日本国内向けで、特に社会党に配慮した言い方でしたね。今ではそれがリベラル勢力に向けての言葉になっている感じです。
ちなみに日本の軍事力保有が憲法違反かどうかといえば、憲法制定過程において「芦田修正」というのが行われ、
『\u0026quot;前項の目的を達するため\u0026quot;国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』
と9条2項で定められました。
警察予備隊は、建前として警察力の範囲内での組織でしたが、サンフランシスコ講和条約発効後は、この「芦田修正」を利用して「前項の目的を達するためでなければ、軍事力の保有も憲法違反ではない」ということで、一応、軍事力の保有ということを「海外に向けては」言っています。
(少なくとも「違反ではない」であって「憲法で認められている」ではありません。ちょっとわかりにくいですが、カンタンにいえば「消極的に認められる存在」といえば理解しやすいでしょうか・・・。)
ただ、この「芦田修正」によって「日本は軍隊を保有することできる」と解釈した国があります。ソビエト連邦です。
このため、日本国憲法について「大臣をcivilianに限定せよ」という勧告がなされます。これが今の日本国における「文民統制」の発端です。
当時の日本には「civilian」に相当する日本語がなかったため、「文民」という言葉を作り出し、それを憲法の条文に入れたということです。