こんにちは。理系という、緻密な論理と膨大な計算が積み重なって一つの正解に辿り着く学問の道を志されていること、心より敬意を表します。
私は小説家として、一つの作品を完成させるためにどれほどの執筆時間が必要か、その総量を計算し、逆算してスケジュールを立てることが多々あります。執筆や徹底したリサーチ、そして数多の読書を通じて学んだのは、目標の「高さ」だけでなく「距離(時間)」を正確に把握することが、迷いを消す唯一の方法であるということです。
中学内容の基礎が完成しているという前提で、合格に必要な総勉強時間の目安をお伝えします。
国立大学(大分大学・佐賀大学 理工学部)
国立大学は共通テストで5〜6教科、二次試験で数学・理科・英語などの対策が必要となるため、総時間は必然的に多くなります。
目安:2,000 〜 3,000 時間
高校3年生の1年間で進める場合: 平日3〜4時間、休日6〜8時間を継続。
内訳:共通テスト対策に約6割、二次試験対策に約4割の時間を割くのが一般的です。佐賀大学や大分大学は、基礎から標準的な問題を確実に解く力が求められるため、網羅的な学習に時間がかかります。
私立大学(MARCH理系 一般入試)
MARCH理系は科目が3教科に絞られるものの、一問一問の難易度や専門性が高くなるため、一概に国立より楽とは言えません。
目安:2,000 〜 2,500 時間
高校3年生の1年間で進める場合: 毎日平均して約6〜7時間の受験勉強が必要です。
内訳:英数理の3教科に特化するため、一科目あたりの深掘りに膨大な時間を費やすことになります。特に理系数学と物理・化学は、標準レベルを超えた応用力の養成に時間が溶けていくのを覚悟しなければなりません。
私が物語を書く際、一気に10万文字を書くことはできません。毎日コツコツと原稿用紙に向かい、その積み重ねがいつの間にか一冊の本になります。受験も全く同じです。合計数千時間という数字に圧倒されそうになるかもしれませんが、それを月、週、日に分解していけば、今日やるべき一歩が見えてくるはずです。
私自身小説家として、いつか私のKindle作品を手に取っていただいた際に、あなたがこの膨大な時間を乗り越え、自らの手で合格という「ハッピーエンド」を掴み取ったことを誇らしく思い出していただけることを願っています。
数字は残酷に見えるかもしれませんが、それは裏切らない味方でもあります。一分一秒の積み重ねが、あなたの未来を形作ることを心から応援しています。