伊東市は人口6万強の地方都市ですが概ね3っのエリアに分かれます。
1.宇佐美地区(北部の地元地域)
2.市街地地区(中央部の市街地の地域)
3.小室・伊豆高原地区(南部の別荘、リゾートなど移住者の多い地域)
この3地域が選挙の場合のエリアとしても分かれます。
ここでメディアではなかなか報じられてない、他の地方都市よりも首都圏の都市圏のベットタウンにあるような地元民と新住民の対立という公図があるという要素が特徴的に表れていると思われます。
過去の選挙戦から紐解いても
2021年5月 市長選挙
投票率 44.39%
当選 小野たつや 16,369票 (地盤はエリア1)
落選 いしじま明美 9,021票 (2013年伊東に移住 エリア3より出馬)
↓
(この方は今回の市長選にも出馬、結果は628票、ご主人は元伊東市議で2019年市議選で最下位当選、2023年市議選で落選)
前回(2025年5月) 投票率49.65%
投票総数 27,909票
当選 田久保まき 投票数14,684票 (2010年伊東Uターン エリア3)
落選 小野たつや 投票数12,902票 (地盤はエリア1)
今回(2025年12月) 投票率60.54%
投票総数 34,113票
当選 杉本かずや 投票数 13,522票(地盤はエリア1)
次点 小野たつや 投票数 10,962票(地番はエリア1)
落選 田久保まき 投票数4,131票 (2010年伊東Uターン エリア3)
落選 石島あけみ 投票数628票 (2013年伊東に移住 エリア3より出馬)
※前市長 小野たつや氏の得票数は投票率及び他候補への票の流出を考慮しても前回とほぼ同一。
※ 南部エリア、特に伊豆高原地域の移住者の間には地元行政への不信感を持つ層が一定数いる。(別荘移住者などの富裕層にとっては自分たちの税金の使われ方が納得がいかないなど)
そこで自分達の利益の体現のために対立候補に移住者層から候補者を出してきた経緯があると思われる。
※2021年には負けたが2025年1回目の時には田久保氏を担ぎ上げメガソーラー、図書館建設などの論点をうまく喧伝し中央部の浮動票を獲得し当選させることに成功した。
※田久保まき氏は前回の投票数より10,000票以上票を落としており当選者及び他候補へ流れていると思われる。しかしエリア3の岩盤層は得票の半分はあると思われる。
※三つ巴というより地元 対 新住民 の公図が如実に表れているように思います。伊東市民はやはり地元優先の地元民を選択した、小野さんよりも若くフレッシュな杉本さんに期待した、ということだと思います。