力を分解するときのサインとコサインの向きは、どの方向を基準にしたかで決まります。
力そのものは1本の矢印で向きが決まっていますが、計算では「坂に沿う向き」と「坂に垂直な向き」など、都合のいい2方向に分けて考えます。この2方向は直角なので、分けた力の矢印を並べると直角三角形になります。だから「坂に沿わないで三角形を作っている」ように見えるだけで、実際は坂に沿う成分と坂に垂直な成分を表している図です。
サインになるかコサインになるかは、角度が「どっちの辺にくっついている角か」で変わります。角のとなりの成分がコサイン、向かいの成分がサインになります。どの角度を使うかを間違えなければ、向きがバラバラに見えても中身は同じ考え方です。