今年亡くなった方のお墓でも、お正月の花(南天の実が付いたもの)を供え花にして問題ありません。
基本的に、仏教では「正月だから供えてはいけない花」という決まりはないんです。
南天は「難を転ずる」と読めることから、厄除け・無病息災・家内安全の縁起物とされていて、正月飾りにもよく使われます。
お墓に供える場合でも、「新しい年も穏やかに見守ってください」という気持ちを表すものなので、失礼にはなりません。
ただし、亡くなってからまだ日が浅い場合や、四十九日を迎えていない場合は、地域やご家族の考え方によっては、あまり華やかすぎない花を選ぶという配慮をすることもあります。
南天自体は落ち着いた印象なので、その点でも問題になりにくいです。
結局のところ、供え花で一番大切なのは形式よりも故人を思う気持ちです。
南天の実が付いた正月の花を供えるのは、十分に自然で、気持ちのこもった供え方だと思います。