この数年、路線バス運転士の人手不足が叫ばれていますが、10年も20年も前から、『バス運転士募集』の広告が常に掲載されています。常時募集しているということは、バスの運転士さんって辞めて行く人が多いから1年中募集している訳ですか?だとすれば、バス運転士を辞める人は何で多いのですか?

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2026-04-07 11:10

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私が現場で聞いた事や 働いていた中で感じた事を時系列で並べていくと、路線バスや観光バスの斜陽が始まったのは90年台中盤から末、2000年の初頭には 既に入社人数よりも退社人数が増え始め、現場の頭数に余裕がなくなって来ていた。

各地で新幹線や豪華な旅行列車が運行され 自家用車も普及し、その頃から地方の人口減少が表面化し始めた事も重なり それまで通勤から旅行まで 庶民の足だったバスの利用率が 田舎や郊外から徐々に大きく下がり始めた事が原因。



そうなると収益が落ちるから 運転手やバスの整備員など現場の給与も上がらず、逆に 頭数が減るから業務は増える流れになる。

各会社でバスの整備拠点も次々に統合されて、バスの整備サイクルも長くなって 走行不能レベルの故障も増えた。同時に 入社希望者をマトモに選定していたら 人が入らないので、日本語話せて健康な人ならほとんど受かる様な状態になり、素行の悪い輩が増え始め 多くのバス屋の職場が『タバコ臭い下品なオッサンが幅を効かせる縦社会』が当たり前になった。



前置きの説明が長くなったけど、収入や休みが少なくて、他人の悪口や不幸事が大好きなガミガミうるさくて 態度の悪いオッサンがたくさん居る職場なんて マトモな人間なら職業に選ば無いし、結果として職場環境がその様に変化してくれば 辞める人間が続出するのも当然の流れ。



しかもバス会社側は どんどん儲けが減っているから 現場の環境悪化に対して効果的な改善もできず その素行の悪いおっさん達をなだめ透かして利用する流れになり、結果 マトモな人間が居ずらい環境が益々加速したのが2010年より少し前くらいだろうか。なのでこの頃には全国規模でバス屋、特に田舎の収益減と人員不足が深刻になって 路線の縮小や行政からの補助金に頼る姿勢が進み、バス屋は介護やトラック業界と並んで、闇の深い 訳ありなヤツしかやらない仕事 という偏見で不人気業種になる。



実際に 現場にはマトモでは無い輩もたくさん居たし、給与や休みが少ない事も事実で 精神的・身体的な病気になる人も続出したから 偏見の中にも 事実が結構あったと思う。

そんな状態がコロナ禍で更に加速し、バスのオワコン化は2023年に極まった。



このままでは高齢化に欠かせない 手軽な移動手段の社会インフラであるバスが本当に危ない所まで来たので 各バス会社は生き残りのために採算度外視で人員確保に走り、給与や休みを改善した内容を打ち出して広告やCMも行なっている。



しかし、私が聞く限り『新人の』給与体系が改善された所は多いが、既存の運転手の給与や休みまで マトモになった話は少なく、毛が生えたくらいに若干良くなったくらいの会社が多いのが実情なので、退職者や転職して来たけどすぐに辞める新人などは 相変わらず多いらしい。

私も、早期に悪い方へ変わりゆく環境に『先は無いな』と感じて辞めた。その判断は正解だったと思っている。



知恵袋でこの様にリアルな本当の事を書くと、バス屋の内輪の人間と思われる輩が、そんな事は無い!全然給与高いよ!月に手取り35万!休みも115日以上!とか、著名なのをいい事に アホな反論やあり得ない事実を記載する輩が出るが、いまだに利益が減り続けてるバス業界で その状況の改善も無い状態なのに 高待遇などしたら 首が締まる事からも、信用に値し無いデマを書く事があるが 相手にしてはいけない。



トラックは難しいが 平均速度40キロとかで走る路線バスの無人自動運転化は 多分 早期に進むので、バス運転手は今後近い将来で 消える仕事なのは間違い無い。

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