東大卒のものです。
あなたが東大を狙うレベルの頭を持っていてちゃんと理解してくれるということを前提として、真面目な話をします。
まず受験にあたって万人がこれをやっておけばOKというものはありません。
あなたの今の実力も、これまでやってきた勉強内容も、得意不得意も、最終的に各科目何点ずつ取るつもりなのかも分からない状態でアドバイスは不可能です。
特に東大入試は科目数が多いので、人によって合格にたどり着くラインが様々に分かれます。
近年は文2なら共通テストと合わせて340点ぐらい取れば合格で、共通テストが8割(110点換算で約90点)とすれば二次で250点ぐらい取れば良いわけですが、その取り方はいくつもパターンがあります。
それこそ文系だと毎年のように二次数学0点合格がいるとされています。それでも科目数が多いので、他の科目が非常に出来る人ならば合格可能なわけです。
もちろん逆に全教科バランスよく取って合格する人もいます。そこは各自の得意不得意によるものだし、科目ごとの点数の取りやすさにも左右されるので、きちんと戦略を立てて臨んでください。
そしてもう一つ、勉強は全て「目的」を明確にして取り組まなければ意味がありません。
例えば「過去問はいつから取り組むべきでしょうか」と仰っていますが、過去問に取り組むことに対してどういう目的を考えていますか?
単に過去問に取り組むと言っても色々な目的が考えられます。本番と同じ時間で取り組んで形式に慣れたり解く順番を検討したりするのに使う、出題傾向を研究して勉強計画に反映するために使う、単に本番と同レベルの問題集として使う、など考えればいくつも挙げられますよね。
過去問は限られた貴重な資源ですから、それをただ漫然と浪費するのと明確に目的をもって使う人では明らかにその価値が変わってきます。
これは過去問に限った話ではなく、全ての勉強に対して「これは何のために、どういう実力をつけるために取り組んでいるのか」というのをしっかりと考えてください。
というより先にその目的があって、初めて正しい勉強法が選べるわけです。
東大に入って同級生と話していると、こういう事を当たり前のように考えている人たちばかりでした。
目標達成のために戦略をしっかりと立てる、何かに取り組むときは明確に目的を定めてそれに対して最適な方法を選ぶ。こういう事を考えないと東大に入るのは難しいです。
焦って手当たり次第に勉強することは全く勧められませんから、この冬休みはきちんと作戦を練ることを重視すると良いでしょう。そのために一週間使ったとしても、ただ思い付きで勉強するだけより遥かにマシですよ。