実務経験が数年以上ある方や、IT未経験でも学習した内容をコツコツ積み上げられる方にとっては、応用情報技術者試験はそこまで難易度の高い試験ではないと思います。
午前試験(来年度から名称が変わる予定でしたね)は基本情報技術者試験と同程度のレベルで、午後試験は記述式が含まれるものの、セキュリティ以外の4題は任意選択が可能です。そのため、苦手科目を無理に攻略する必要がない点は受験者にとって有利です。
もっとも、応用情報は「広く浅く」の知識を問う試験であり、出題範囲が非常に広いため、基礎知識がない状態では問題文の意味すら理解できないこともあるのが難しさです。単純な暗記ではなく、ITの仕組みや業務知識を横断的に理解しているかが試されるため、そこそこレベルの大学文系出身でも情報系の学習経験が全くない方にとっては、問題を見ても「何を問われているのか」すら分からない可能性はあります。
参考までに、私はIT分野は全くの未経験で、優秀というわけでもありませんが、基本情報合格直後に受験したこともあり、約200時間の学習で合格できました。
総じて、応用情報は「基礎を固めた人にとっては取りやすいが、基礎がない人にとっては入り口すら見えない」試験です。したがって、まずは基本情報で土台を作り、その上で応用情報に挑戦するのが王道のルートだと言えるでしょう。