結論から申し上げると、現行フリード(3代目・2024年以降モデルを含む)に26インチ自転車を「実用的に」積むことは可能ですが、条件付きであり、毎回の積み下ろしを前提とするとやや妥協が必要です。
まず、立てたままの積載についてですが、現行フリードの室内高は約1,270mm前後で、26インチ自転車(ハンドル幅・サドル高を含む)はそのままでは高さが足りません。
前輪を外したり、サドルを大きく下げたりしても、完全に立てた状態で安定して積むのは現実的ではありません。
ここはご認識の通り「難しい」と考えてよいです。
次に、横にして積む場合です。
2列目を前倒し、3列目を床下格納または跳ね上げた状態にすれば、全長方向は約1,800mm程度確保できます。
26インチ自転車の全長はおおむね1,700〜1,750mmですので、斜めに配置するか、ハンドルを切った状態であれば積載自体は可能です。
実際に積めているユーザーも多く、この点では「何とかなる」という評価になります。
ただし注意点があります。自転車1台であれば成立しますが、毎回そのまま放り込めるわけではなく、以下のような手間は避けられません。
ハンドルを切る、ペダル位置を調整する、養生(内装保護)を行う、場合によっては前輪を外す、などです。
また、自転車を積むと他の荷物や人の同乗には制約が出ます。
部活や塾の迎えで頻繁に積む用途だと、「できるが楽ではない」という印象になる可能性が高いです。
現在お乗りの5ナンバー箱型車やエブリイと比較すると、積載の自由度と気楽さは明確に劣ります。
エブリイのように立てて積める、もしくは気にせず横に放り込める感覚を期待すると、フリードではストレスを感じる可能性があります。
一方で、走行性能や乗用車としての快適性、安全装備などはフリードの方が大きく上回ります。
まとめると、現行フリードに26インチ自転車は横積みであれば可能だが、頻繁な送迎用途で「毎回確実・簡単に積みたい」場合には余裕は少ない、という評価になります。
もし自転車積載が車選定の最重要条件であれば、ステップワゴン、フリード+(旧型)、シエンタでも旧型やラゲッジ重視仕様、もしくは引き続き軽バン系を検討対象に残すのが現実的です。
逆に、自転車はたまに積む程度で、日常の使い勝手や乗り心地を重視するなら、フリードでも運用は可能です。