この分岐開閉器とは、区分開閉器の事です。
ここで言っているのは、「一般送配電事業者が自家用引込線専用の分岐開閉器を施設する場合」の事です。
つまり電力送配電会社が施設する設備を言っています。
ここの解説は、地中配電線の「π配電方式(π送り)」がこれに当たります。
一般的に1回路目が受電、2回路目が送り、3回路目が引込みの3回路構成となっています。
変電所の送り方、点検時期等によって、1回路目と2回路目は入れ替わります。
鉄箱に収めた場合その鉄箱はキャビネットと呼ばれ、電気室に収めた場合はその部屋を借室(電気室スペースを借りている)と呼びます。
この設備の開閉器は一般的にジスコン(断路器)が使用され、昔はピラージスコン(PDS)、最近まではモールドジスコン(MDS)が使用されています。
これが設置される地域を離れて久しいので、現在は何の断路器を使用しているかは分かりません。
ただメーカーWebページを見ると、AS(気中開閉器)を使用したものが出てきているようです。
3回路目の引込みの開閉器も1・2回路目と同様の断路器が使用されるので、やはり断路器となります。
解説は、この事を表しています。
ただしこれは30年以上昔の話で、30年ほど前に引込みにはGRの設置が義務付けられたので、現在は引込みだけUGSという事がほとんどとなっています。
またこれは配電設備のため、高圧受電規程にも記載される事はありません。
参考(三英社より)
https://san-eisha.co.jp/products/as032/
https://san-eisha.co.jp/products/as021/
https://san-eisha.co.jp/products/wl073/