ネットや説明書に「1日2錠飲まないでください」とあるのは、副作用のリスクがあるからです。TAFFIC(ビクタルビ配合錠のジェネリック)は非常に強力な薬で2錠飲むと、吐き気、下痢、頭痛、めまいなどの副作用が出やすくなるため、一般的には「1日1錠」が厳守とされています。
二錠/1日を、長期間過剰に摂取すると肝臓や腎臓に負担がかかるため、安全上の決まりとして記載されています。
今回のように、初期に数回多く飲む程度であれば、健康な方なら重大な健康被害が出る可能性は低いので、過度に心配しすぎる必要はありません。
予防効果への影響について
HIVの予防薬(PEP)は、ウイルスが体内で増殖するのを抑えるために、血中の薬の濃度を一定以上に保つことが目的です。1日2錠飲んだことで血中濃度が一時的に高くなりますが、それによって予防効果が損なわれることはありません。また医師が「初日に2錠」と指示したのは、「ローディングドーズ」という考え方に基づいたものと推測されます。これは、飲み始めに多めに服用することで、できるだけ早く血中の薬の濃度を有効なレベルまで引き上げようとする手法です。
今後は1日一錠を続ければいいでしょう。