日本は復活しません。
預金は相変わらず低金利が続いています。何十年も増えない給与収入に代わり、期待できるのが株式や投資信託の売買という認識になったのだと見ます。
国民の多くが株式売買の仕組みを知って、株価の乱高下に耐えられる人が増えたのだと思います。最近の株価は急落しても、翌日には元の株価に戻すことが多いですが、これも日本人のリスク耐性が経験的に整った(肝が据わった)のだと思います。
どんな投資信託も、この5年で購入金額の倍額にはなっています。おっしゃるように、中央値の移行がちょうどそれを反映しているように見えます。
いまのように株価が上がり続けるのも、まだ国民の総預貯金額の一部しか株式に移行していないからでしょう。これが今後半分の800兆円でも株式に移行すれば、社会学で言う「共有地の悲劇」のようなことが起こり、株式や投資信託では利益を得られなくなると見ます。
だらだら上がり続けるS\u0026amp;P500やNASDAQの指数が、高値買いが続いて利益が出にくいことを、日本に先立って見せてくれています。
ただ、日本の産業は復活しません。日本経済が他国による近隣窮乏化政策によって蝕まれているからです。求められる安い生活必需品は、すでにアジア各国での生産です。
製造業もバブル期までのような、製造を国内だけで完結する体制でなく、グローバルに資材を調達する仕組みになっており、ときに政治外交リスクを伴います。
失われた云々いわれる30年も、たゆまぬ企業努力は続いていました。なので、その半分の15年程度はかけないと、日本経済は新しい仕組みを確立できず、以前のような経済状態には戻らないのではないでしょうか。
中国との関係云々いっていますが、米国を見ても経済衰退は始まっているようです。雇用は改善せず、インフレが続いて、FRBは機能をはたしていないようです。そのためか、ドルが売られて金が買われています。
日本でも学生に人気のある大手企業複数社が、2027年度の新卒採用を見送る方針であるというニュースが出始めました。こういうのは不景気を見越して起こる現象です。
なので、個人的には近いうちに世界的に大きな経済崩壊や景気減速があると見ています。日本も巻き込まれ、さらに復活は遅れるでしょう。