それは正直、ナチスを知らなすぎです。
ただですねえ、国際紛争史というか、精神科の歴史と言った世界では、「イスラエル人は我々の想像以上に気にしている」みたいな話は有名なんですが、それが話題になったのは「50年くらい昔から」です。
ご存じかと思いますが「イスラエルの建国」=シオニズム運動、と言うのは、ナチス以前から存在し、「ユダヤ人居住区」というのは20世紀以前からも存在していた訳ですが、建国にまで至ったのには「ナチス」が大いに関係する訳です。
だから、いわゆる「中東戦争の時代」には、イスラエルの維持とユダヤ人の生存は同意義みたいにも考えられてきた部分があった訳です。
だけれども、1974年の「第四次中東戦争」を最後に、アラブ世界で最も安定していた「エジプト」が下りてしまって以来、「イスラエルの敵は、政治的に不安定な民衆」みたいになってしまった、これは「迫害からのユダヤ人の自立」のために戦ってきたイスラエル国民にとっても衝撃的な事態だった訳です。
例えば、直接的には微妙に違うんですが、1980年代の「レバノン紛争」辺りから、イスラエル軍内には「PTSD」みたいな症状が大量に発生していたので知られていて、その原因こそ「自分たちは自立を求める立場から弾圧する側になっているのではないのか?」という疑問だった訳です。
当然に「今回の紛争」には、そういう50年くらいの議論、国際関係の上で行われている訳です。
だから、「アメリカ、イスラエルを支持はしないが、イランにも批判的」みたいな国が多い、単純ではない訳です。