正直、その違和感を覚えるのはごく自然だと思います。
最近のSNSは、線を越えた言葉があまりにも無防備に投げられすぎています。
まずはっきり言いますが、
「子無しはカス」「劣っている」「罪深い」
こういう言葉は、意見でも議論でもなく、ただの誹謗中傷です。
正当化できる理由は一切ありません。
なぜここまで過激になるのかというと、
多くの場合、相手を叩くことで自分の立場を守ろうとしているからです。
子育てが大変、報われない、社会から十分に評価されていない。
その不満や不安を、より弱く見える相手にぶつけてしまう構図です。
これは「正しさ」の話ではなく、「感情のはけ口」の話です。
あなたが指摘しているように、
子どもがいるかどうかと、人としての善悪や社会への貢献度はまったく別です。
犯罪を犯すかどうかは個人の問題であって、
「子を産んだ・育てた」という事実が免罪符になることはありません。
それを混同して「国の宝」だの「罪深い」だの言い出すのは、論理として破綻しています。
子育て支援についても、
「独身や子無しの税金を使っている」という見方は事実です。
でもそれは本来、
「誰かが上で、誰かが下」という話ではなく、
社会全体を回すための仕組みの話のはずなんです。
それを理由に、特定の立場の人を見下す権利を誰も持っていません。
一番大事なことですが、
SNSで見える声は、社会の総意ではありません。
過激で攻撃的な言葉ほど目立ち、拡散され、印象に残るだけです。
現実世界で、そこまで露骨に他人を見下している人は、実は少数です。
あなたは、何も罪深くありません。
誰かの人生設計の都合や、社会の不安のはけ口になる必要もありません。
今起きているのは「分断が煽られている状態」であって、
あなた個人の価値が否定されているわけではないです。
もし可能なら、
そういう言葉が多い場所から少し距離を置くのも、自分を守る立派な選択です。
おかしいと感じる感覚は、ちゃんとまともです。
それだけは、どうか疑わないでください。