【不意にかん高い声で呼びかけられて驚き、その人が誰かを見忘れていて、驚いたから。】
以下は補足
なぜの前に、「ドキンとした」心情が「驚き、戸惑い」であると読み取る必要がある。理由はその先のことだ。心情をおさえること抜きに心情の理由を問うているなら、それは読解指導として質が悪い。
驚いた要因は次の二つで、一つは、大きな声で不意に呼びかけられた突然さ、もう一つは、なれなれしげに話しかける相手を見忘れていた当惑、この二つだ。それはともに、直後に書かれている。それらをまとめれば解答は作文できる。
読解指導の基本は、理由を問うのではなく、心情を問うべきだ。心情は本文から読み取れる。心情を問えば、読解できているかどうかはわかる。理由を問う必要はない。それは無駄に学習者を悩ませかねない。こんな問いを学習課題として与えているなら、それは指導の質が低い。