「逆薙ぎ(さかなぎ)」とは、
主に日本刀などの武器を用いた剣術において、
下から上へ向かって斜めに斬り上げる技法、
あるいはその動作を指す言葉です。
通常の「薙ぎ」が左右に大きく払ったり、
上から斜め下に斬り下ろしたりする動き
(順手方向)であるのに対し、
その軌道を逆転させて「逆手」の勢いで
掬い上げるように動かすのが特徴です。
相手の意表を突く攻撃として用いられることが多く、
特に足元から胴体、
あるいは腕の関節などを狙う際に有効とされます。
また、古事記などの日本神話において、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が
草薙剣を用いて周囲の草を刈り払い、
難を逃れた際の動作が語源の一つとも言われています。
現代の創作物(漫画やゲーム)では、
必殺技の名称として
独自の解釈で登場することも多い用語です。