最近よく見かけるテレビCMの「小さなお葬式」ですが、家族葬や身内だけの葬儀が増えているのだと思いますが、お葬式ってそんなに省略できるものってありませんよね⁇逆に基本料金98000円などでやるとしたら全て省略でしょうか?お寺の住職に読経してもらって戒名もつけてもらうだけで◯十万円はかかりますよね。小さなお葬式というからには弔問客が来ないようにするとかあるのでしょうか?普通のお葬式の方がよかったという声も聞かれます。人それぞれの感覚だと思いますが両者の一番の違いは何でしょうか?普通のお葬式でも小さくできますよね?

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1234119

2026-03-19 16:35

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僧侶をしています。



まず“小さなお葬式”というのは、葬儀社ではありません。葬儀の斡旋業者です。喪主から連絡が入ったら、喪主に近いところにある葬儀社(提携しているところがほとんどだと思います)に連絡を入れ、葬儀社に葬儀の依頼をします。98000円というのは、小さなお葬式が設定した金額で、葬儀社に「この金額でお願いします」と依頼するわけです。



もし、葬儀社が直接頼まれた場合には、98000円が自分のところに入ってきますが、小さなお葬式経由の場合には、98000円から斡旋料を引いた金額しか葬儀社には入ってきません。しかし、葬儀社にとっては「使わないで空けておくよりは少しでも収入になれば」という思いがあるので受けてしまうわけです。でも、直接で頼まれた場合よりは、様々な面でレベルが下がることは避けられません。



安く済ませたいという方にとっては十分なのかもしれませんが、きちんと見送りたいという方にとっては、あまりにも簡単に済ませてしまったということになりそうです。



戒名のことが書かれていましたが、私たちの宗派の場合は、導師から戒を授けてもらって、仏様の弟子になる儀式が葬儀になります。だから本来、戒名がついていない葬儀というのはあり得ないわけです。(火葬のことを葬儀と考えておられる方もありますが、「葬」という文字は入っていても、あくまで荼毘式であって、葬儀ではないわけです)

そのあたりのことを前の方も言われているのだと思います。戒名がついていないと俗名で送るしかありません。俗名での位牌というのもありますよ。葬儀がなく、位牌だけ用意する場合は戒名がもらえてないわけなので、俗名で送るしかないわけです。



中には、安い価格で戒名をつけるお坊さんや、自分で戒名をつけるという人もいますが、これは普通ではありません。院号・居士号など上位の戒名もあるわけですが、お寺への貢献ということでつくものです。高い戒名料でいい戒名をつけるというのも、安い戒名料で戒も授けず戒名をつける、いずれも僧侶としては戒めなければならないことです。



長い説明になってしまいました。わからないことがあれば尋ねてもらえたらと思います。

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