かなり長いですが解決すべき課題に気づけると思うので読んでください。
◇回答の前に
どの教材を使うべきかというのは、その科目のどのような要素が苦手かによります。仮に評判の良い教材を使っても、質問者さんが苦手な原因がその教材を使うことによって取り除かれないようなものなら、苦手なままである可能性が高いです。
例えば、りんごを欲している人が居たとして、求めている理由によっては他で代替できます。
甘いものが食べたいなら他の果物やお菓子でも解決できますが、「実物に近いりんごの絵を描きたい」という理由だとりんご以外では代用できません。
このように、ある問題(ここではその人の手元にりんごが無いこと)を解決するにはその問題の根本的な原因を知らないと確実な解決策を作れませんし、逆に根本が分かれば楽な方法(ここではりんご以外での代用)が見つかる場合もあります。
質問も問題解決が目的なのですから、面倒でも根本的な原因を探ってから質問した方が解決する可能性が高まります。なので、こういう所が苦手などできる限り具体的な状況を質問に書いた方が良いです。「何が分からないのか分からない」でも立派な情報で、それがあるだけでも答え方が変わります。
以上の内容はただの説教のように思えたかもしれませんがそういう意図は全くなく、理系科目では疑問点を解消しに行くために情報を具体的にする姿勢が非常に大事なため、その感覚を掴んで貰うため書きました。
具体例を提示すると、
例えば数学の問題集において、ある式変形をしようと思った理由が分からないと思ったら、根本的な原因にあたる情報(求めたいものはなんなのか、元の式はどういう式なのか)を確認すると解決しやすいです。二次関数の最大最小を求める際に平方完成をするのは、二次関数が最大最小となるのは必ずグラフの頂点の座標だから、頂点の情報を得られる平方完成をするということです。変化する項の数が2つから1つに減りますから、変化をまとめたいとも言えます。
化学でも、イオン化エネルギーや原子半径の大小と周期表上での対応の仕方は、どちらも電子と原子核の話なんですからその間に働くクーロン力が原因で、クーロン力の定義通りに考えれば当たり前に思えて暗記の負担が減ります。
苦手な原因が質問文からは分からない以上具体的な回答はできないため、私が一般性が高い(=割と万人に適用できる)と思う内容を書きます。
◇数学
基礎問題精講はやらなくて良いです。(スーパークイックと被っているため)
スーパークイックより数段上の入試の標準的な演習を行えば過去問で問題ないです。
市販教材では、理系プラチカ1A2BCと微積分基礎の極意を薦めますが似たレベルで問題数が近ければ別のものでも良いと思います。
前者は選題は良いですが解説は薄めであるため、必ず式変形の目的や発想の仕方を自力で補ってください。スーパークイックに書いてある内容でほとんど補えるはずなので、分からなければスーパークイックを参照したり、人やAIに聞くなどして解消しましょう。
スーパークイックのような基礎的な問題集は、例題のような問題がそのまま入試に出るのではなく、例題で学んだ考え方を組み合わせる形で入試に出るという感じなので、どこがその問題のポイントなのか、そのポイントに気づく根拠はなにかを重視して学習しましょう。根拠を明確にしておかないと、本番で\u0026quot;あの考え方が使えそう\u0026quot;と思えません。
◇物理,化学
化学基礎と物理を先にやりましょう。化学の内容は物理の理解(特に熱力学とクーロン力)が鍵になるものが多いのと、物理のうち熱力学と現代物理は化学基礎が分からないと分からない箇所があるのが理由です。
市販教材は以下を薦めます。理由を書くべきなのですがだいぶ長くなるため一旦提示のみに留めます。
化学:「Doシリーズ(鎌田,福間の方)」と「スタンダード問題230選」
物理:「物理教室」と「ベストセレクト物理」
数学と同じく、「なぜそうなるのか」「なぜその解き方をしたくなるのか」を考えることを重視して欲しいです。理科はこの部分を自分で済ませるのが難しいので、苦手なのであれば独学ではなく予備校に行ってそこでの学習を中心にした方が安心だと思いますね。