2007年のセリーグMVP選考については、確かに議論の余地がある結果でした。高橋由伸選手の成績も素晴らしいものでしたが、小笠原道大選手が選ばれた理由として以下の点が考えられます。
・小笠原選手は日本ハムから巨人への移籍1年目で、チームの優勝に大きく貢献したという「ストーリー性」が評価された
・打点では小笠原選手が99打点、高橋選手が84打点と差があり、勝負強さが評価された可能性がある
・1番打者としての高橋選手の貢献は革新的でしたが、当時のMVP選考では「4番打者」としての活躍がより重視される傾向があった
・投票する記者の主観的な評価も影響し、移籍選手の活躍というインパクトが重視された
ただし、高橋選手の.308、35本塁打という1番打者としての成績は歴史的なものであり、MVP級の活躍だったことは間違いありません。この年のMVP選考については、今でもファンの間で意見が分かれる話題の一つです。