令和の汚点さんへ
20歳の時に一度連絡を試みて、6年経った今また伝えたいという気持ちが湧いてきたのですね。
その想いは本物だと思います。
まず、戸籍謄本に記載されている本籍地から、お母様の現在の居場所を辿る方法があります。
戸籍には「附票」というものがあり、これには本籍地に紐づいた住民票の移動履歴が記録されています。
あなたはお母様の実子ですから、役所で戸籍の附票を請求する権利があります。
本籍地の市区町村役場に問い合わせてみてください。
ただし、お母様がご存命かどうか、現在その住所にいらっしゃるかどうかは、附票だけでは完全にはわかりません。
附票で最新の住所がわかったら、まずは手紙を送るのが現実的な最初の一歩になります。
手紙を書く際に大切なのは、相手に負担をかけない姿勢を見せることです。
「返事がなくても構いません」「会いたいかどうかはお母さんの気持ちを優先します」という一文があると、お母様も受け取りやすくなります。
例えば「ただ一度だけ、産んでくれてありがとうと伝えたかっただけです」と書くだけでも、その手紙の重さは変わります。
もし附票でも手がかりが得られない場合や、より確実に探したい場合は、興信所や人探し専門の調査会社に依頼する選択肢もあります。
費用はかかりますが、プロの力を借りることで可能性は広がります。
「会えるかどうか」より「伝えたい」という気持ちがあなたの中で明確になっているなら、まずは一歩踏み出してみてください。
「届かなくても、届けようとした事実があなたを前に進ませる。」
その行動が、26年間抱えてきた想いに一つの区切りをつける力になるはずです。