古文で質問です。敬意の方向を教えていただきたいです。大和物語の「故源大納言、宰相におはしける時、」から始まるもので、写真の2行目のピンクの「聞えたまひければ」の敬意の方向がわかりません。「聞え」「たまひ」をそれぞれ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします

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1166918

2026-07-07 00:10

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故源大納言が、宰相だったとき、

京極御息所が、亭子の院に誕プレするということで、

「亭子の院に誕プレしたいから、プレゼントに付ける飾りの枝を何本か作らせてくださいな」

と、

「京極御息所が、当時宰相だった故源大納言に」申し上げなさった。

これが、「誰が何をどうしたか」です。



「聞こえ」は謙譲語。

謙譲語は、話者から、動作をされる人への敬意。

話者は、地の文だから、「作者」。

「申す」という動作を「される」人は、「宰相(だった故源大納言)」。

→作者から、宰相への敬意。



「たまふ」は尊敬語。

尊敬語は、話者から、動作をする人への敬意。

話者は、地の文だから、「作者」。

「申す」という動作を「する」人は、「京極御息所」。

→作者から、京極御息所への敬意。



上の謙譲語で動作を「される」人を敬い、

下の尊敬語で動作を「する」人を敬う。

このように、動作をされる人、する人を、同時に敬う敬語法を、「二方面への敬語」といいます。

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