手放したのは、服装でモテようという概念です。
若い頃は、ファッションをもっと頑張ればモテると思い込み、
安い服なんてほとんど買いませんでした。
しかし、30代になってから、よほどみすぼらしくない限り、
人間の評価は、高い服を着る事とは関係ないと思いました。
あと、若い頃は、料理を提供する側ではなくて、
美味しい料理を選んで食べる側が偉く、
そうなるべきと料理人を完全に下に見ていました。
しかし、30代後半から、美味しい物を提供して
人に喜んでもらいたい、その心やそのために高めた技術のほうが
とても価値あるものなんだと悟ることができました。
あと、若い頃は家柄という概念がありましたね。
今は、それほど邪魔なものはないと思っています。
他には、若い頃はいろいろな偶然が重なって、
運よく助かることのほうが多いと考えていました。
しかし、今は、不幸というものは、小さな隙間をぬって、
盲点を突いてやってくると思い、注意深く生きています。
これは車の運転の時だけかも知れませんが、
いつも死角に何かが来ていないか?2度の確認をしています。